2009年10月06日
10月4日 APSカップ ライフル公式記録会へ ②
自信が無かったと言えば嘘になる。
正直「行けるかも・・・」と少しは思っていた。
本大会と比べれば短い時間だったが、ゆえに充実した練習が行えた。
まかり間違えば上位入賞も不可能ではないのでは・・・?と
信頼できる銃。
向上した技術。
残る問題はいつもの通り私の「チキン・ハート」のコントロール。
こればっかりはどうしようもないのか?
対策が全く思いつかない。
練習するほか無い。
ただ、どれだけ練習しても「チキン・ハート」が動き出せばレティクルは暴れ、トリガーの引きブレが更なる失点を生み出し、全てが水泡に帰す。
緊張で血の巡りがおかしくなった体を動かし射座に向かう。
見知った方をはじめ、有名人や大勢の選手たちの話し声が聞こえるが、何を話しているか全く分からない。
笑い声なのか怒声なのか、APSの話かどうかも分からない。
まずい・・・・・・
周りの状況が認識出来ないのは集中しているとも言えるが、体が極度の緊張に陥っている証拠である。
つまり心身のバランスが取れていないのだ。
射座に着き、繰り返し深呼吸をするが、肺の奥まで空気が入らない。
頭に血がのぼり、足から力が抜けていく。
銃を構えスコープを除く。
駄目だ・・・あんなに練習したのに据銃が全く出来ていない。
駄目だという緊張が新たな動揺を生み、自信を持ってトリガーを引けない。
頭の片隅に小さく「・・・やっぱり駄目か・・・・・・」と諦めの声が響く。
練習に費やした時間が多ければ多い程、この瞬間が切なくなる。
しかしこれを乗り越えねばバッヂ更新は出来ない。
無常に過ぎていく時間。
体内時計は乱れまくり、経過時間をジャッジに確認するが、声が良く聞こえない。
ジャッジの声が小さい訳ではない。
酸欠により脳が麻痺しているのだろうか。
撃たずして終わるなんて事だけはごめんだ。
願わくば俺の体よ、意識の外で正確に動いてくれと祈りを込めてトリガーを引く・・・・・・
苦痛と悔恨の時間は終わった。
結果は公表するのもおこがましい成績。
「ブログなんて止めちまえ!」と言われそうな散々な点数。
「出来損ないの結果なんてどうでもいいよ!!」言われそうな結果。
(でも自分のメモのつもりなので勘弁してください・・・)
今大会は前回と違い(自分的には)準備に相当の時間を掛けた(つもりでした)。
その甲斐あってか(?)今現在撃ってみても、銃の性能は良好で自身の技術もそう酷いものではありません。
やはり確実に言えるのは
「練習の結果は、所詮それだけのものでしかない」
という事です。
「最近○○点の○x出した」 「練習通りなら優勝だったのに」 「調子が悪かった」 等言うのは負け犬の戯言です。
まして「銃が当たらない」 「フライヤーが出る」 「当日のセッティングが・・・」なんてのも言語道断。
負け犬の遠吠えです。
しかもこういった『言い訳』は勝者への侮辱の言葉に他なりません。
練習の自己申告でいいのなら、私だってグランドマスターです。
私は負け犬にはなりたくないので、上位の方々に敬意を払いつつ自身の不甲斐無さと駄目っぷりを心から反省し、下手なりに次の大会へ向け改めて精進しようと思います。
反省の念を込め、ブログのタイトルを「APS練習番長」に変更します。
続く。
正直「行けるかも・・・」と少しは思っていた。
本大会と比べれば短い時間だったが、ゆえに充実した練習が行えた。
まかり間違えば上位入賞も不可能ではないのでは・・・?と
信頼できる銃。
向上した技術。
残る問題はいつもの通り私の「チキン・ハート」のコントロール。
こればっかりはどうしようもないのか?
対策が全く思いつかない。
練習するほか無い。
ただ、どれだけ練習しても「チキン・ハート」が動き出せばレティクルは暴れ、トリガーの引きブレが更なる失点を生み出し、全てが水泡に帰す。
緊張で血の巡りがおかしくなった体を動かし射座に向かう。
見知った方をはじめ、有名人や大勢の選手たちの話し声が聞こえるが、何を話しているか全く分からない。
笑い声なのか怒声なのか、APSの話かどうかも分からない。
まずい・・・・・・
周りの状況が認識出来ないのは集中しているとも言えるが、体が極度の緊張に陥っている証拠である。
つまり心身のバランスが取れていないのだ。
射座に着き、繰り返し深呼吸をするが、肺の奥まで空気が入らない。
頭に血がのぼり、足から力が抜けていく。
銃を構えスコープを除く。
駄目だ・・・あんなに練習したのに据銃が全く出来ていない。
駄目だという緊張が新たな動揺を生み、自信を持ってトリガーを引けない。
頭の片隅に小さく「・・・やっぱり駄目か・・・・・・」と諦めの声が響く。
練習に費やした時間が多ければ多い程、この瞬間が切なくなる。
しかしこれを乗り越えねばバッヂ更新は出来ない。
無常に過ぎていく時間。
体内時計は乱れまくり、経過時間をジャッジに確認するが、声が良く聞こえない。
ジャッジの声が小さい訳ではない。
酸欠により脳が麻痺しているのだろうか。
撃たずして終わるなんて事だけはごめんだ。
願わくば俺の体よ、意識の外で正確に動いてくれと祈りを込めてトリガーを引く・・・・・・
苦痛と悔恨の時間は終わった。
結果は公表するのもおこがましい成績。
「ブログなんて止めちまえ!」と言われそうな散々な点数。
「出来損ないの結果なんてどうでもいいよ!!」言われそうな結果。
(でも自分のメモのつもりなので勘弁してください・・・)
今大会は前回と違い(自分的には)準備に相当の時間を掛けた(つもりでした)。
その甲斐あってか(?)今現在撃ってみても、銃の性能は良好で自身の技術もそう酷いものではありません。
やはり確実に言えるのは
「練習の結果は、所詮それだけのものでしかない」
という事です。
「最近○○点の○x出した」 「練習通りなら優勝だったのに」 「調子が悪かった」 等言うのは負け犬の戯言です。
まして「銃が当たらない」 「フライヤーが出る」 「当日のセッティングが・・・」なんてのも言語道断。
負け犬の遠吠えです。
しかもこういった『言い訳』は勝者への侮辱の言葉に他なりません。
練習の自己申告でいいのなら、私だってグランドマスターです。
私は負け犬にはなりたくないので、上位の方々に敬意を払いつつ自身の不甲斐無さと駄目っぷりを心から反省し、下手なりに次の大会へ向け改めて精進しようと思います。
反省の念を込め、ブログのタイトルを「APS練習番長」に変更します。
続く。
Posted by 練習番長
at 22:54
│Comments(3)
もしかして会話をしましたか?
多くの方とお話を本大会と今回の公式でしましたのでドラゴン様ともお話しているかも知れません。
本戦から僅か2ヶ月での公式は、私も驚きました。
結果的には上位でしたが私自身も詰めの甘さが否めない結果でした。
しかも上位選手の不調もあり実力の順位では、ないと感じています。
練習の成果は、それだけのものというのは、同感です。
折角初代グランドチャンピオンになったのですからそれに恥じないように頑張ります。
今後もお互い精進しましょう。
そこでご都合がよければ、蔵前にいらっしゃいませんか? 毎週末土曜限定ですが鬼のように練習会を催しています。ドラゴン様なら大歓迎です。お住まいも分からず一方的なお誘いですが、いかがでしょうか?
共に精進する同志として、良い御返事とお会い出来る事を期待しています!
お久しぶりです。
訪問ありがとうございます。
残念ながら、お話させて頂いてはおりません。
それには理由があり、次のブログで書かせて頂きます。
上位選手の不調とありますが、それを整えるのも競技のウチです。
コウさんは2回連続で3位以内に入っていらっしゃるのは『本当の実力者』だからだと思います。
「たまにいい点を出す」のではなく「大会でいい点を安定して点を出す」というのが証拠だと思います。
さすがグランドチャンピオンですね!
今後もよろしくお願い致します。
masterさん。
ええ、ホントに気分も腐りそうです。
私にとっては永遠の課題かも知れません。
お誘いありがとうございます。
土曜日は仕事でなかなか思う様に外出出来ないのです。
蔵前工房舎には、随分前ですが行った事があり、ずらり並んだライフルは壮観な眺めでした。
機会があれば是非ご挨拶させて頂きます。